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2007年10月 アーカイブ

2007年10月16日

カルニチンとは?

ここのところ急にL-カルニチンが体脂肪を燃やす働きを持つ成分として注目を浴びてきていますね。でも、いちばん最初にL-カルニチンが興味をもたれたのは、食品中の生体成分の一つとしてです。タンパク質を構成するアミノ酸は、食品の中にはたくさんあります。それこそ何百種類とね。L-カルニチンは、その一種です。研究はそれっきりになっていたのですが、L-カルニチンが脳の働きに重要な成分であることがわかり、また研究がされるようになりました。もともとは、痴呆症にいい成分として注目されていたのですよ。それから、どうも脂質代謝にも関わっているらしいということが明らかになって。その研究は、ヨーロッパで進められてきました。そんな変遷があり、日本でも昨年12月に医薬品扱いだったL-カルニチンが食品として利用できるようになったことで、ダイエット効果が注目されるように。

L-カルニチンは、もともと体の中で合成されるものなので、基本的にはそんなに不足するものではないのです。ただし、この合成する力は、加齢とともに落ちていきます。人間の骨格筋の中のカルニチンの量は、20代が一番多く、それからどんどん減っていきます。若いときには体内に20~25グラムほどありますが、80歳ではかなり低下します。若い人はL-カルニチンの不足を心配する必要はありませんが、やはり50歳を過ぎたら、外から、つまり食事や栄養補助食品で、積極的に摂ったほうが良いということになりますね。

加工食品の利用が多くなったでしょう。加工食品は、見た目には油が多く入っているようではなくても、ものすごくたくさん入っているのですよ。例えば、ラーメンやハンバーガー、スナック菓子、レトルト食品など。油というのは、人間の味覚を脳内で麻痺させ、食べると美味に感じさせます。だから、つい食べ過ぎてしまうのですね。それに、油は1グラム9キロカロリーもあるし、吸収もいい。脂を燃焼する効果のあるL-カルニチンを摂っておかないと、皮下脂肪が溜まり、中年太りということになってしまうのです。

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