ライフワークのことを考え始めた時、私は小さな頃から絵を描くのが好きだったことを思い出していました。でも、その時は、好きなだけで仕事として考えるには自信がなく、少ないリスクと投資でラクにお金を稼ごうという、そんな気持ちがあって。そのうち、今までヘラヘラと送ってきた私の人生の、ひとつの正念場ではないか?・・・そんな気持ちに駆られるようになって、何からやればいいのかわからないながらも、とにかくあがいてみることにしたんです。
自宅で絵の仕事をするには、デザイン事務所などの現場で働いてから独立するのが、よくあるやり方ですが、残業や休日出勤も多い職種で、その時点の私にはムリでした。それじゃあ、そこで働いている人とお友達になっていろいろ教わろう、とサークルを探して人脈作り。主婦なんて私しかいませんでしたが、いい友達ができましたね。今でも彼らは大切なアドバイザーです。
とにかく「私はコレができます」ときちんとアピールできる何かを身につけること、まずは作品集を作れ、とアドバイスをしてもらい、せっせと描きためました。でも実務経験がないと、自分のレベルがどんなものかホントわからない。描いてみてつくづく思ったけど、自信もって「できます」なんて言えるもの、ないわけ。だって仕事でやったことないんだもん。これは絵に限らずどんな仕事でも同じだと思いますが…。だから正直に「やったことはありませんが、やりたいです。いいものができるよう頑張ります。」と言うしかありませんでしたね。あとは作品を見て「できそう」か「ムリ」か先方に判断していただくしかないんですよ。はったりをかます、という手もありますが、小心者の私は正直にいくことにしたんです。
『私は在宅で「絵を描く仕事」をやりたい』とはっきり気持ちが固まると、不思議です。その後、意外に早くチャンスは巡ってきたのです。
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